
転職活動で求められる健康診断書とは?
提出方法、検査内容、費用について解説
転職活動を進める中で、内定をもらうと企業から健康診断書の提出を求められることがあります。この際、どのように対応すればよいか不安な方も多いでしょう。この記事では、転職先から健康診断書の提出を求められる理由、主な検査項目、かかる費用、そしてその結果が採用に与える影響について、詳しく説明します。
目次
1. 健康診断書が求められる理由
転職先が健康診断書の提出を求めるのは、労働安全衛生規則に基づいて「雇入れ時健康診断」を実施する義務があるからです。これは新しく雇用された従業員の健康状態を把握し、適切な業務配置を行うために必要です。ただし、雇用期間が短期間の契約社員や、勤務時間が短いパートタイムの従業員には、必ずしも健康診断が求められない場合もあります。
特定の職業では、採用段階で健康診断が必要となることもあります。例えば、ドライバー業務や警備職など、業務を安全に遂行するための健康状態が求められます。
2. 健康診断を受けるタイミングと場所
内定をもらった後、早めに健康診断を受けることが重要です。通常、転職先企業から提示された期限内に診断書を提出することが求められます。もし、最近健康診断を受けたばかりであれば、その診断書を提出することも可能です。ただし、転職先が指定した検査項目を受けているかは確認が必要です。
診断を受ける場所については、企業から指定された医療機関がある場合はそちらで受診し、それ以外の場合は自分で医療機関を探して受診することになります。この際、事前にその医療機関が雇入れ時健康診断に対応しているかを確認しておくと安心です。
3. 健康診断の検査項目と所要時間
雇入れ時の健康診断では、以下の11項目が基本的に求められます。
- 既往歴や業務歴
- 身長、体重、視力、聴力
- 胸部レントゲン検査
- 血圧、貧血、肝機能、血糖値などの検査
- 心電図検査(安静時)
通常、検査には1時間程度かかりますが、混雑具合や医療機関によって所要時間は異なるため、事前に確認しておくことをお勧めします。
4. 費用と健康診断書の発行期間
健康診断の費用は、一般的に1万円~1万5千円程度が目安です。通常、企業側が費用を負担することが多いですが、自己負担が必要な場合もあるため、事前に確認しましょう。健康診断後、診断書が発行されるまでには1週間前後かかることが多いですが、医療機関の状況によっては異なる場合もあるので、早めに予約することをお勧めします。
5. 健康診断結果が採用に与える影響
基本的に、雇入れ時の健康診断結果が採用に影響を与えることはありません。ただし、極端な健康状態が見つかった場合(例えば、業務に支障をきたすような病歴や障害がある場合)は、採用見送りの理由となることもあります。しかし、これは非常に稀なケースであり、通常は健康診断はあくまで「健康管理」を目的としたもので、採用決定には大きな影響を与えません。
転職活動における健康診断のステップを正しく理解し、スムーズに進めることで、入社後の業務に集中できる環境を整えることができます。


